台湾、台湾、JAAで行きたいわん!〜第一日

台鐵台北車站第四月台

今日から夏休み。3連休が2つあるので、1日有給休暇をとって12連休。
夏休みの第1部は、12年1ヶ月ぶり、2回目の台湾へ。今年の1月に台湾新幹線が開業したこともあり、新幹線(台湾高速鉄道/台灣高鐵/HSR)と在来線(交通部台灣鐵路管理局/台鐵/TRA)の乗り比べ、鉄道で台湾島一周などを行う。
今回のチケットは、JALの国際線特典航空券(無料チケット)ソウル→日本→台北→日本→ソウルの日本→台北の部分と、ANAの国際線特典航空券台北→名古屋→日本国内4区間→東京→台北台北→名古屋を使用。


○行程
自宅5:10発→(京成リムジンバス)→成田空港第2ビル 定刻7:05 実際06:55
出国7:33
成田国際空港 定刻10:00→(EG201 B747-400 JA8910)→台北桃園国際空港 定刻12:30
入国12:45 税関12:49
桃園機場第二航廈 13:15発→(國光客運 重慶北路経由)→台北車站 14:15着→(台北捷運)→中山→(徒歩)→ホテル15:00着
ホテル15:30頃→(徒歩)→台北車站(発券作業と見学)・台北17:26→(區間車 2224)→基隆 定刻18:10,実際18:15着→(徒歩)→基隆夜市→(徒歩)→基隆 定刻19:10,実際19:20→(區間車 2551)→松山19:55頃着→(徒歩)→饒河街観光夜市→(徒歩)→松山21:03発→(區間車 2125)→台北21:13着→(捷運)→中山→(徒歩)→ホテル21:30着(泊)


○EG201 B747-400 JA8910
自宅最寄り駅から成田空港行きのリムジンバスが7月にできたので、それで行くことにする。池袋と日暮里で乗換えがないのは非常に楽、値段もNEXより安く、空いていれば非常に快適。チャックイン窓口が開く前に到着。7時にチャックイン、その後カード会社ラウンジで一休みし、7:33出国。
出国後、すぐにお目当ての本館ファーストクラスラウンジへ。噂どおり非常に餌が充実、下手な食堂の朝食より優れている。参鳥湯などのスープ類を中心に食事を取る。さらに朝から生ビール。時間が経つにつれ混雑、8時40分ごろには席を探すのが難しくなる。9時25分ごろサテライトのサクララウンジでいったん休んでから9:35搭乗。
日本アジア航空(JAA)初乗り。2階のアッパーデッキ、席だけビジネスクラスでスカイラックス、いわゆるCのY開放。しかも非常口なので足は伸ばし放題。アッパーデッキに限らず全体的に満席。
9:55オートマチック、エマージェンシーデモは日語と中文、最後のクレジットはJAA。10:25 RWY34Lより離陸。成田市内を右旋回、10:31ベルトサイン消灯。内陸でくるくる回って市原あたりで海上、10:50天竜浜松市北部、10:57知多半島、11:04三重と奈良の山中、和歌山北部より海。巡航高度9100m、時速840km。11:25高知、11:35延岡、11:50鹿児島より東シナ海を通り台湾とのショートカットコース、沖縄本島より北を通る。12:35揺れによりベルトサイン点灯、12:42ベルトサイン消灯。ここで時計を1時間遅らせる。日本と台湾との時差1:00。
12:09ベルトサイン点灯、12:15台湾上陸、12:21RWY05着陸。D8スポット着、12:28マニュアルモード。
入国、税関はすんなり。免税のカウンタでは何もチャックされず。このあと、國光客運のバスで新幹線・在来線の台北駅=台北車站へ。高速公路や一般道の看板に漢字しか書いていないので違和感を感じさせる。台北車站より地下鉄=捷運で中山まで行き、ホテルチェックイン。


○環島週遊票と列車予約
テルチェックイン後、明日からの切符を買いに徒歩で台北車站へ。
鉄道で台湾一周するのに便利なきっぷである、「環島週遊票」というのを購入。時計回り、反時計回りどちらでもよく、始点から終点まで15日間で7区間(ということは途中下車は6回まで可能)で一周することができる。自強號以下の各種別の列車が使用できる。クレジットカードでも購入可能。2007年9月13日現在NT$1,706(クレジットカード会社請求金額6,048円)。
台北車站で購入。はじめAdvance Ticketと書かれた当日以外の切符を発売する窓口に行ったのだが、ここでは買えず。裏側の専用窓口たしか33番へ行かされる。そこで購入後、座席指定を取るため、再度Advance Ticket窓口へ。最初、明日の自強号の台北→花連→台東→高雄で希望列車の予約を取ろうとしたが、満席。3回くらい、時刻を変えたりして窓口に並んだが、いづれも満席で門前払い。駅に掲示している時刻表と30分くらい「にらめっこ」して、逆周りで予約を取ることを思いつく。金曜日に台北→西海岸→高雄の自強号、土曜日に高雄→台東→花蓮→台北の自強号で窓口に並んだら、最後の花蓮→台北以外は予約成功。台北車站に到着してから1時間くらいでなんとか座席予約終了。
あとで分かったことだが、最後の花蓮→台北の自強号は日本製の新型車両で運行のようで、人気があるのだろうか。それにしても台湾の鉄道は予約が取りにくい。あらかじめインターネットで押さえておくのがいいのかもしれない。
最終的に使用した区間は下記の通り。
第1区間 96年9月14日 區間台北站至高雄站 車次1025(自強號) 14時00分開 9車通路
第2区間 96年9月15日 區間高雄站至台東站 車次2063(自強號) 07時35分開 1車通路
第3区間 96年9月15日 區間台東站至花蓮站 車次2059(自強號) 10時31分開 7車窓
第4区間 96年9月15日 區間花蓮站至台北站 車次60(キョ光號) 13時45分開 1車窓


○基隆タッチと夜市めぐり
その後、台鐵の時刻表を探したが、セブンイレブンや服務台(サービスセンター)などに置いていない。いったいどこにあるのだろうか。
通勤列車の雰囲気を探りに台北から基隆まで各駅停車の電車に乗車。自動券売機で切符を買うが、通勤電車の区間車って普通列車より高い運賃(=復興号と同じ)のようだ。なんか変。
台北駅の地下ホームへ。自動改札は欧米のようなバーを足で回転させるやつではなく、日本の私鉄で見るのと同じ型。ホームは低い床、売店も何もなく殺風景。
基隆行きの区間車、若干遅れて到着。韓国の大宇製、3ドアロングシートでドア入口付近段差あり。地下化か立体化工事を行っているため、松山から八堵までトロトロ運転。おそらくこのくらいの距離なら全速力で20分はかからないと思うが、40分ほどで基隆到着。
一応、基隆に行った記念に夜市を覗いてから、1時間30分ほど滞在後松山へ。帰りの電車も10分ほど遅れているようだ。台湾の鉄道は遅れが多いのか・・・
松山で降り、饒河街の観光夜市を見学。胡椒餅の屋台だけ行列ができているので、お約束で10分ほど待って胡椒餅をゲット。油で揚げた肉まんといったところで、非常に香ばしい皮の中にゴージャスな肉まんの具が入っているといった感じか。日本で食べたことがない味。
松山站から台北站経由でホテルに戻る。1日目終了。こんなところでANIMAXが見られるとは・・・